「セックスしない?」というM美の言葉に俺はびっくりした。
何かの冗談だと思った後に浮かんだのは、これは店外で遊ばないかという誘いだということだ。
しかし、店外かと聞くのもためらった。だって、もしそうじゃなかったらM美が気を悪くする。
俺は、自分でも本当にばかだと思うが、あまりのラッキーな申し出に動揺して、最悪の発言をしてしまった。
「あー、今日は忙しくて」
つまり、思いきりビビったんだ。
ところがM美は気にしない。徹底的にマイペースな女で、それで救われたんだ。
M美はこう続けた。
「えー、今日、俺さんの仕事場の近くに用事あるの。しようよ」
これで、店外じゃないということがわかった。店外というのは、いったん店に行って、そこから女の子と出かけなければならないんだ。そして、店に戻るまでの時間で料金が計算される。
店に内緒で店外をやる子もまれにいるけど、M美は絶対にそれはしないと言っていた。
つまり、M美は純粋にプライベートで俺を誘ってるんだ。
俺は現金だけど、すぐさまその気になった。
「う、うん、わかった!」
どもりながら答えた。
M美は笑って「じゃあ、ラブホ探しといて」と言って電話を切った。
俺がすぐさまスマホで周辺のラブホを検索しまくったののは言うまでも無い。
そして約束の時間になった。
私服のM美に会うのは初めてだった。
清楚なかわいらしい服を着ていた。
そういえばM美の年齢について書いてなかった。28歳だ。
20歳になってからすぐにこの世界に入ったから仕事はベテランだが、見た目は童顔で小柄なのでそうは見えない。
バストはちょっと離れ気味だがGカップあり、乳首の形もいい。お腹周りはふっくらしてるけど、しっかりくびれは残ってる。前にも書いたけど、肌はゴムまりみたいに張りがあって、すべすべしてる。俺好みの色白ではないけど、この肌は触ってるだけでうっとりするくらい気持ちいいんだ。
顔立ちはAV女優で言うと立花はるみに似てる。幼いように見えて、ときどきドキっとするほど色っぽい表情をする。人なつっこい笑みをいつも浮かべているが、ときどき遠くをぼんやり見てるような年相応の大人っぽい顔も見せる。
後で書こうと思ってるけど、M美は感じてるときの顔がめちゃくちゃ美人なんだ。セックスしてるときって、男はちょっと下から見ることになるけど、鼻の穴がふくらんでたりして、ちょっとブサイクになる子が多いんだけど、M実は違う。喘いでるときが一番美人で、見とれるくらいなんだ。
ちょっと自慢しすぎかも知れないけど、M美は俺にとっては、極上の女なんです。
いつもお店ではドレスだけど、OLっぽい服装はかえってすごくエロかった。
M美はラブホに向かうタクシーの中で、ごそごそバッグから紙切れを取り出して見せた。
それは性病の検査報告書だった。
「ね、全部OKでしょ。あたし、この仕事長いけど、性病にかかったこと一度も無いんだよ」
いきなり、何を話すのか、やっぱり天然というかマイペースな女だ。
でも、これがM美にとってはすごく大切なことだったのは、ラブホに入ってから明らかになった。
ラブホのソファに二人で座り、とりあえずジュースを飲んだ。俺はタバコを吸った。
今までのような大胆さがいきなり消えて、M美は恥ずかしそうにうつむいて、こっちを見ない。
「びっくりした?」
小さな声でM美が聞いた。
「うん」
「あのね、あたしね…」
「うん」
「性欲強いみたい」
「は?」
あいかわらず会話の先行きが読めない。
「あたしね、すぐ濡れるでしょ」
「うん」
確かにM美は挿入するときに潤滑剤を使ったことがない。
いつも挿入するときになると天然の愛液で充分濡れてるんだ。
そういう体質で便利でしょ、と自慢していた。
「誰にでもそうなの。すぐ濡れちゃうの」
「へえ」
これからってときに、あまり気分のいい話じゃない。
「いろんな人の試したのね、お客さんもそうだけど、プライベートでも」
「…そうなんだ」
萎えるよ!
「本当に、そうとうおちんちん試したんだよね。この仕事はじめて8年でしょ。1日平均で5本として…」
M美はお店でもいつもランキング入りしている売れっ子だから、実際それくらいやってると思う。
それにこの手の女の子にありがちなサボり癖もなく、人一倍仕事をするのに、体も健康で週5日の出勤でも平気なんだ。
「たくさん」
計算しろよ、と思いつつ、俺が計算した。
1年で200日出勤するとして、1年で1000人相手にする。8年だから8000人だ。同じ客が繰り返し入ることもあるから半分にしても4000人。それも客だけで。
「そうだね、それにプライベートでも若い頃はけっこう毎日のように仕事の後にしてた。毎回男変えて」
「そうなんだ」
萎えるって!
「じゃあ、100人くらいはプライベートでも経験あるってこと?」
「うーん、200人くらい?」
ますます萎える。
「だから4200人くらいのおちんちん試したのね」
「すごいね」
「うん」
大胆な話をしているくせに、M美はまったく俺の顔を見ない。
話の内容とは正反対に恥ずかしがって見ないんだ。
「でもね、どれもだめなの」
「だめって?」
「なんか不満」
「なんで?大きい人だっていたでしょ」
「大きいのはいたよ。いたけど、硬さが足りなかったり、細かったり」
ある意味、すごく興味深い話ではあるけど、俺は自分のチンポに全然自信が無いから、ますます気分が萎えてきた。
「だからね、俺さんのがいいの」
「はあ?」
この話の流れだと、当然、こういう発言になると思うかも知れないけど、その時の俺にとっては、本当に驚愕の一言だった。
「俺さんのがいいの」
M美は繰り返した。
「どこが?」
「うーん、全部」
「とてもそうは思えないけど」
M美は初めて俺の顔を見た。
そして不思議そうに
「なんで?」
と聞いた。
「だって、俺のなんか、自分で言うのも悲しいけど、小さいし」
「小さくないよー」
M美はちょっと笑った。
「おっきいよ、俺さんの。言われない?他のお店でも遊んでるんでしょ」
「言われないっていうか、そういうのだって営業トークじゃん」
「おっきいよー。すごくおっきいよ。ていうか、あたしにちょうどいい。今まで無いの、そういうおちんちん」
「そうなの」
だんだん気分が良くなってきた。まだ半信半疑だけど。
「硬いし、カリも張ってるし。カリがいいのかも」
「そんなこと言われたことないし」
「みんな思ってるけど言わないだけだよ。本気で感じるわけにいかないし」
「そうかなあ」
これ、褒めさせたくて、わざととぼけてるわけじゃなくて、本気で疑ってますw。
「あのさあ、M美ちゃんさあ、今までたくさん遊んでもらったけど、一度も感じたことなくない?俺に」
「あのね…」
M美はちょっと吹き出しそうになっていた。
「女にそこまで言わせるの?」
「何を?」
「だからさ、お店で感じるわけいかないじゃん。あたし、あんときだってあせったもん」
あんとき、というのは、たぶん手マンで潮を吹いたときのことだと思う。
「それじゃあ、感じてくれてたの?」
「恥ずかしいから言わない」
M美、超かわいい。
「え?言ってよ、感じてたの?」
「感じてたよっ!」
M美が半分冗談で怒ってみせた。
「がまんするの大変だったんだから!いつも!」
「えー、そうなの!」
すでにチンポは勃起してますw。
「だからね、ずっとしたかったの、仕事じゃなくて」
こんな幸運があるんだって思いもよらなかった。生きてて良かった!と心底思ったよ。
「だからね、今日ね、お願いがあるの…」
幸運の最高潮は次の一言だった。
「中に出して欲しいの…」
俺は絶句した。
「え…」
「ずっと中に出して欲しかったの。今日、してほしいの」
「それじゃあ」
妊娠しちゃうかもじゃん、という一言を口に出しそうになったが、M美はさらに続けた。
「だから、見せたじゃん、検査結果」
俺は自分のあさはかさというか、自己中心的なのを後悔した。
M美は、妊娠の前に、自分の仕事柄、俺が性病を気にすると心配していたんだ。
だから、全部陰性(性病の心配が無い)の検査結果をわざわざ持ってきて見せたんだ。
「そっか…」
「それに、妊娠しないよ。ピル飲んでるから」
S着店の女の子でもピルを飲むことはよくあるというのは、それから知ったんだ。
洩れることもあるし、事故を防ぐために、念を入れてピルを飲むのは、本気でこの仕事をしている場合はよくあるそうだ。
「ね、いい?」
「ええと、もちろん」
「中に出してくれる?」
俺にとって、人生最大の幸運はこんなふうにやってきました。
M美はプライベートでやりまくったと言っていたけど、その夜、俺には本当に恥ずかしそうだった。
お店で見せる大胆さはなく、ほとんど俺の目を見られないくらいだった。
それでいて、フェラは情熱的で、合体してからの喘ぎ方は半端じゃなかった。
いつも店では俺がM男というかマグロで、M美に泣かされてた。
俺自身、自分をM男だと思っていて、女を征服する欲求は無いと思ってたんだけど、この日を境に女を言葉責めしたり、無理やりくわえさせるS男スイッチが入っちゃった。
恥ずかしそうなM美には、「目を見ろよ」っていうだけで言葉責めになった。そのたびにM美のアソコからぐじゅぐじゅに愛液がしみ出してきた。
俺のチンポに突かれながら、M美は何度も「すごい」とあえぎ声を漏らした。
そしてビクンビクンと痙攣しながら、何度もいっちゃった。
初めて生で味わうM美のアソコはめちゃくちゃ気持ちが良かった。
ソープ遊びは必ずS着って決めてたし、プライベートでも必ずゴムは使ってたから、俺にしてみれば、よくセックスがわからない頃に何回かやった以外は、生でするのは初めてだった。
それもあるけど、M美のアソコは生で入れてみて、あらためてすごい名器だと思い知ったよ。
前々から、M美は名器なんじゃないかと思っていたけど、生でずぶずぶと挿入する瞬間の快感はこれまでの何よりも上だった。
カズノコ天井、いそぎんちゃくって言葉はM美のアソコのためにある言葉だと思う。
天井のざらざらしたした感じ、中からいくつもの肉襞がチンポにからみついてくるんだ。
その上、本人が以前言ってたけど、二段締めまでM美はできる。入口と奥で別々に締め付けてくるんだ。
ちなみに、達人は三段締めまでできるらしいけどw。
俺はいつものM男モードとは全然違って、自分でも驚くほど精力っていうのか、力があふれてくるみたいで、勃起が全然衰えないし、M美を何度もいかせても射精がコントロールできたんだ。
そのうちにM美は「お願い、中に出して」と何度も懇願しはじめた。
俺はどうしても中に出すのは抵抗があったけど、ここまでいじらしいM美に応えないわけにはいかないよね。
俺は思いきって、全力で射精した。
M美は何か叫びながら、ほとんど失神するようにガクガク震えていっちゃった。
あまりにも痙攣するんで、一瞬死んじゃったのかと思ったくらいのいきっぷりだった。
後で聞いたら、精子が子宮にかかる感じがたまらなくいいんだそうですw。
しばらく、M美も俺も動けないくらい激しいセックスだった。
その晩、それから朝まで5回やった。
M美はそのたびに激しくいってしまった。そして、しばらくして元気になると、照れながら俺のチンポをいじりだし、「やっぱり、俺さんのおちんちんすごすぎ」と言いながらフェラして大きくしてくるんだ。
最後は二人で風呂に入った。
有頂天の俺はすっかりいい気になって、M美のエロい体をいじりながらバスタブでいちゃいちゃした。
従順になったM美は俺がキスを求めるままに舌を出し、体を任せてきた。
そして、しばらく黙り込んだ。
「あのね…」
「なあに?」
「あのね…」
何かすごく言いにくそうにしている。
俺は思ってることを言いなよ、と少し不安になってうながした。
もしかしたら、やっぱり俺のチンポもだめだった、っていうどんでんがえしのオチが待ってるかも知れないと小心者らしい心配をしはじめた。
「あのね…これからもときどきでいいから…中に出してくれる?」
信じられないかも知れないけど、これ実話ですから!
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